一定の時期しか着用できない振袖はレンタルが重宝されています

紫の振袖を着ている女性

フォーマルはきちんとしたものを!

着物を着る大きな機会として、冠婚葬祭があります。「着物を用意しなきゃいけないけど、めったに着る物でもないし、お手軽な値段の奴でいいや」とお考えの方、ちょっと待ってください。冠婚葬祭の場合、着物を着るのが自分一人だけ、ということはあまりありません。周囲にも和装の人が多くなるものです。そうなると、着物の良しあしというのは一目瞭然で分かってしまうのです。
特によく分かるのが、冠婚葬祭の中でも「葬」、つまり喪服です。お店で選ぶときは、黒一色なんだからどれも似たり寄ったりだろう、と思ってお安い喪服を選びがちです。実は、布を黒く染めるときは、いきなり黒い染料を乗せても、きれいな黒には染まらないのです。まず最初に紅や藍などの他の色に染め、それから黒く染めることで、深みのある漆黒に染まるのです。お安い喪服に使われている布は、大概「いきなり黒」のもの。それをまとって漆黒の喪服を着た人たちの中に入ると、一人だけ妙に色あせた喪服を着ているようで、非常に目立ちます。
元々、冠婚葬祭の折に着るフォーマルなものは、自分のためだけに着るものではありません。結婚するカップルを祝福するため、故人をお見送りするため、といった「誰かのために」着るものです。そんなときにケチるのは、その「誰か」に対して失礼というものです。同じ値段を出すのならレンタルやリサイクルも考えに入れて、きちんとしたものを身に着けることをお勧めします。

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